酒蔵めぐりin宮城「勝山」勝山酒造-日本酒のおとvol.030-


こんにちは!
浅草おとの坂田優里です。
酒蔵巡りin宮城の第3弾は「勝山」を造る勝山酒造さんのご紹介です!

 

勝山酒造の変革

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勝山酒造は320年以上の歴史を持ち、伊達政宗も御用達の酒蔵だったと言われています。
その後、明治、大正、昭和と数々の賞を受賞していくのですが、そこでふと「本当の良いお酒とは何か」という問いに改めてぶつかったそうです。
その答えを追求する酒蔵を創ろうと10年前にコンセプトを一新。造るブランドを4点に絞り、年間生産本数も約5分の1に減らし、より1本1本に力を込めて造れる環境をつくり出しました。

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もちろんただ減らすだけではなく、同時により美味しい水を求めて蔵ごと移転。さらに全ての工程で徹底した温度管理ができるようなシステムを導入するなど、1本1本が確実に高級感を醸し出すような精密な造りを実現したのです。
その徹底ぶりは、清潔に保たれた蔵全体からひしひしと感じられました。

 

勝山の日本酒

おとでは、多くのお酒をグラスでお出ししていますが、勝山酒造のお酒はとくにワイングラスで飲むのがおすすめです。
じつはこれには、明治時代に勝山酒造が創った「勝山館しょうざんかん」と呼ばれる迎賓館が深く関わっています。

勝山館は、当時、宮様の指定宿泊先となるほど、「おもてなし」を通じて仙台の美酒と美食を提供する場としても発展して行きました。
勝山のお酒は、その勝山館でも振る舞われており、名物でもある自家製ソーセージにも合うように造っていたということもあり、洋食にも合う日本酒となっているのです。

もちろん見学時にテイスティングさせてもらう時も、おちょこではなくワイングラス!

もちろん見学時にテイスティングさせてもらう時も、おちょこではなくワイングラス!

また、今では世界からも注目される酒蔵の1つになっており、昨年は「世界一美味しい日本酒」にも選ばれ、国際線機内のファーストクラスでも提供されるようになったそうです!

10年前の英断から勢いの止まらない勝山酒造のこれからが楽しみですね!

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宮城では「日髙見」の平孝酒造さん、「浦霞」の佐浦醸造元さん、「勝山」の勝山酒造さんの3軒を巡らせていただきましたが、どの酒蔵もそれぞれ全く違ったストーリーを持ちながら、各々が最高の日本酒とは何かを追求している姿がとても印象的でした。(やっぱり日本酒は奥が深い!!!)
次回からは三重県でお邪魔した酒蔵のご紹介をしていこうと思いますのでお楽しみに!

 

それではみなさん、今晩も良いときをお過ごしくださいませ。