酒器と日本酒⑤-日本酒のおとvol.036-


こんにちは!
浅草おとの坂田優里です。
先日岡山にて、新しく素敵なおちょこを見つけてきたので、今回はそちらのご紹介をします!

 

岡山と言えば備前焼!

IMG_0499

小西陶古さん

飲み口が薄く、珍しい六角形の形に一目惚れしてしまったおちょこがこちら。
釉薬を使わない備前焼ならではの色味と、所々銀色に光って見える桟切模様(さんぎり・焼くと出てくる模様)が素敵な作品です。
「小西陶古」という名はいわゆる名跡で、お父さんから受け継いだ名前だそうです。
彼女の作品の中には、カニがおちょこの中や外側を歩いていたり、龍が酒注の上でお酒を守っていたりと、ユニークなものがたくさんあります。
そして、どれも桟切模様が特徴で、備前焼の中でも銀やグレーの割合が多くなっています。

 

中居靖さん

同じ写真の酒注が中居靖さんの作品。
各地で酒器を探すようになって気付いたのは、二合入る徳利が少ないことです。
今回こそは二合徳利を探そうと試みたのですが、なかなか見つからずある陶器屋さんで聞いてみたところ、備前焼はだいたい二合弱と決まっているのだそうです。
作家さんが1つ1つ焼いている作品とも呼ばれているものは、大きさも美しさに関わってくるため、あまり大きいものは好まれず、二合入る徳利を作ると師匠にもっと小さくしろと言われたんだとか。
そこでおすすめされたのが、こちらの酒注。こちらは、いわゆる首が細くなっているおちょことは形が違うため、この形であれば2合入るものも少なくないそうです。
同じ中居さんが作る作品でも、1つ1つ模様が違うため、お店にあるものを全て出していただき、1番気に入ったものを仲間入りさせました。

 

さて、この数ヶ月間いろいろな土地でおちょこを集めてきたので、改めてその子たちのご紹介しておきたいと思います。
引き続き、新しいおちょこたちを少しずつ増やしていこうと思いますので、ぜひ、浅草おとに訪れたときは色々なおちょこで楽しんでみてくださいね!

■ 京都で見つけたおちょこたち + 鳥取のおちょこ

■ 三重で見つけたおちょこたち

■ 茨城県益子の陶器市で見つけたおちょこたち

 

それではみなさん、今晩もよいときをお過ごしくださいませ。